ロスト企画『Orphanage・philosophia』~改正版~
企画 ファニソフィ:re最高ランク : 1 , 更新: 2022/09/09 8:56:00
ここはすてきなところさ!
あたたかいおふとんに、
きれいなおにわ
やさしい先生もいるの!!
きみもおいでよ
こわがらないで
ほら、手をとって
今日もおにいちゃんが
いなくなっちゃったから
きみが今日から
おにいちゃんの代わり
でも、
明日はおねえちゃんがいなくなる
犯人は、だあれ?
誰もがその地の存在を地球から消し去ってしまうほどの秘境。
そこには、小さな孤児院がありました。
可愛い子ども達は、草花やあたたかい陽射しに囲まれながらのびのびと暮らしています。
読み書き計算、家事。本来なら学校で教えてもらえる事も、必要最低限ではありながらも、孤児院の優しい先生が教えてくれます。
子ども達は幸せです。
何も知らなければ。
俺……オレ?……おれの………………名前は…
ないものねだり、ごめんなさい。
ほしいものはいつも、
手元にないから、ほしくなる
わかってるのに。
なまえと、
しあわせと、
いのちのおわり。
しあわせはちゃんとある
すぐに感じなくなってしまうだけ。
何をもっていれば
ずっとしあわせでいられる?
このせかいの何もかも、
いつの間にか
なくなっているんだもの。
手元に
ずぅっとずっと
おけるもの。
君たち、ねえ
おれの
かわいい
子ども達
おれの手からこぼれおちて
ぽろ
ぽろり
???????????
■■?????■??■?■■?■????■■■?■?
はじめから
なにもなければよかったのに。
ロスト企画 『Orphanage・philosophia(オーファニージ・フィロソフィア)』
【世界観】
それは少し未来の話。
第四次世界大戦の真っ只中。各国が国の存続の為に争い、兵器の増強に邁進している。
そんな中、この“日出づる国”では人体実験を用いた研究がされていた。
或いは量産型化学兵器の為に、或いは外国のウイルス兵器に対抗しうるワクチンの開発の為に。
そこで政府は、地下深くの更に深くにシェルターを設け、身寄りの無い子どもをモルモットとして十分な年齢になるまで“育生”する孤児院を造り上げた。
そこに広がる青空も草木も人工のもの。草木は常にその緑を絶やすことなく、太陽光を模した巨大な球体の照明が吊るされ、地上の時間の流れに合わせて動いている。
夜には丸く輝く月と燦然と輝く星が見える。月が盈ち虧ける事はないが、その輝きは月光の嫋やかさに他ならない。誰も、あの太陽も月も人工的に造られた照明である事は、見破れないだろう。
多少の違和感はあるものの、本当の長閑な地上の風景と、何ら違いは無い。
子ども達は眠っている間にその地へ連れられ、孤児院にて何不自由無い生活を送り、中学生程度に成長すると人体実験のモルモットとして地下から出されるのだった。
そして、地下の孤児院で一日の休みも無く働いている先生は、人間の手によって造り出された初めてのホムンクルス。
個体名:HC-Ⅶ∽(エイチシーセブン・シミラー)
その生態は、文献にある『吸血鬼』そのものである。
不死、色白、生き血を好物とする人外の化物、太陽光にて消滅する。
本来恐るべき人間の天敵であったが、そのホムンクルスは人間以上の理性を同時に持ち合わせ、生き血は人間が与えない限り飲むことはなかった。
飢餓状態に陥ると倒れ、使い物にならなくなってしまうということで、政府は輸血パックを一日三食分毎日与えて、それを対価に労働させている。
太陽光は人工のものである為、吸血鬼に害はなかった。
しかし、毎日同じ時間の繰り返し。終わりなどない。不死であるから、寿命を待つことも出来ない。
ホムンクルスの体の中心に埋め込まれた核を壊すことでホムンクルスを殺す事のできる短刀が孤児院のとある場所に保管されているが、それをホムンクルス自身が手に取る事は出来ず、自害さえも不可能といった状態だった。
自分が愛情を与えて育てた子ども達は、政府にとってはただのモルモット。
きっと子ども達が恨むのは政府ではなく、子ども達を待ち受ける真実を伝えずに騙し続けてきた先生だろう。
ホムンクルスは我慢の限界を感じていた。
そこでホムンクルスは考えた。
子ども達が自分を殺してくれる方法を。
【企画概要】
当企画は作品制作型の企画となっております。
月に一回、お話が進んでいきます。
そのお話を“お題”とした作品(イラストや小説、漫画、動画など形式は問わない)を投稿していただく形になります。
もちろん強制ではありません。しかし、積極的に参加をすることで、自分の作ったキャラが物語の主要な人物になるでしょう。
つまりキャラクターを創るだけでも関係を組まなくても楽しめます。
また、参加の有無に拘わらず、よその子のFA創作も自由にしていただける企画となっております。ご自由にお楽しみください。
【企画イメージソング】
タップするとYouTubeに飛びます
【孤児院のなかまたち】
*子ども*
非定員制(何人でも可)
年齢設定は5歳~12歳まで
・イメージカラーを設定し、そのカラーをデザインのどこかに取り入れて下さい。
・服装デザインに指定はありません。
孤児院に持ってきた服が何着かある場合は、数種類服装レパートリーをデザインしても構いません。
孤児院内は常に快適な気温、湿度ですので、露出の程度も自由です。
・多寡は問いませんが、第四次世界大戦の渦中であることを踏まえた過去設定であると助かります。
*募集枠*
・先生
遵守設定:色白、人外(ホムンクルス)だが一見人間のように見える、一人称は俺
・贄の子
遵守設定:最初の犠牲者、12歳、平均より高い身長
・さみしい子
遵守設定:流されやすい弱気な性格、NPC“良い子”の友達
・正義の子
遵守設定:正義のためなら何でもできる意志の強い子、先生も友達もみんな大好き
コメント欄にてご応募下さい。
8月31日に応募を締め切らせて頂きます。
被った場合はルーレットにて担当を決めますので、ご承知のほどよろしくお願いいたします。
担当が決まったその日から3ヶ月までにCS提出が無かった場合、再募集をかけさせて頂きます。
募集枠は、責任のある方にお願いしたいと思っております。CS投稿が削除されている場合や条件から逸脱していた場合は、有無をいわさず再募集となりますので、ご承知の上制作をお願いします。
【CSテンプレ】
*子ども
【名前】(ふりがなもつけること)
【二つ名】(○○の子、または○○い子、と名詞または形容詞で名付けること*ストーリー上で使用する)
【性別】男の子、女の子のいずれか
【年齢】(5歳~12歳)
【身長】(年齢と比較して違和感がないこと、平均より高いか低いかも記載してあると好ましい)
【誕生日】
【キーアイテム】(その子を連想させる物*1~2つまで)
【見た目】
【イメージカラー】
【好きなもの・こと】
【好きな遊び】
【嫌いなもの・こと】
【苦手なもの・こと】
【特技】
【性格】(なるべく詳細に)
【サンプルボイス】
「」
「」
「」
「」
「」
一人称:
二人称:
三人称:
【備考】(キャラの魅力や個性が伝わるように)
【イメージソング】(無ければこの項目は消してよい)
【過去】(孤児院に来た理由が分かるとよい)
*先生
【名前】(ふりがなもつけること)
【個体名】HC-Ⅶ∽(エイチシーセブン・シミラー)
【性別】男
【年齢】(長命であること)
【身長】
【見た目】
【イメージカラー】
【好きなもの・こと】
【好きな遊び】
【嫌いなもの・こと】
【苦手なもの・こと】
【特技】
【性格】(なるべく詳細に)
【サンプルボイス】
「」
「」
「」
「」
「」
一人称:
二人称:
三人称:
【備考】(キャラの魅力や個性が伝わるように)
【イメージソング】(無ければこの項目は消してよい)
【企画タグ】
・ファニソフィCS
CS投稿時に必ず付けて下さい
・ファニソフィSTORY
お題を受けての作品を投稿する際に必ず付けて下さい
・ファニソフィFA
お題に関係なく『Orphanage・philosophia』のキャラを使用した作品を制作した場合にお使い下さい
・とある子の日記
お題投稿時に運営が使用するタグです
お題検索時に役立てて下さい
【ファニソフィ企画掲示板】
↑うちよそのお話し合いなどにご活用ください!!
【注意点】
この企画にキャラクターを提出した参加者さんは、“自宅の子の誘拐”、“自宅の子の死亡描写”に合意という前提になります。
全ての参加者さんが自由に作品制作できるようにするための決まりですので、ご了承ください。
***
ようこそ、子どもたち。